将棋のルール説明(詰将棋、手筋)
どうもブログ初心者のj-chessです。
前回は持ち駒、反則、居飛車と振り飛車を説明させてもらいました。
今回は詰将棋と手筋を説明していきたいと思います。
詰将棋→手筋の順番で説明していきます。
僕の個人的な意見になりますが将棋初心者は詰将棋から勉強した方が良いと思っています。
将棋のルール上勝つには相手の王または玉を詰ませれば勝ちになるので終盤が一番大事です。(もちろん序盤や中盤も大事です)
将棋用語で序盤、中盤、終盤という言葉がありまして詰将棋は終盤に力を発揮します。(必至問題も終盤に役に立ちます)←(必至問題は別の機会に説明します)
手筋を勉強すれば序盤、中盤、終盤全てに力を発揮します。(序盤はそれほど手筋はでないことが多いです)
序盤は定跡(将棋初心者だと難しいので定跡は別の機会に説明します)を勉強すると強くなります。
棋力(将棋の強さ)をあげたいのであれば先を読むことがとても大事です。(相手がどう指すのかや自分が指したい手はないのかなど)
詰将棋をやりこんでいれば自然と先を読むことができます。
まず1手詰その次に3手詰その次に5手詰その次に7手詰という風に徐々に難易度を上げていきましょう。
ここから詰将棋のルールを説明していきます。(詰将棋の本の場合)
(1)攻め方は王手の連続で詰めること。
(2)盤上と持ち駒以外の駒は、玉(または王)を除き全てを玉方が合駒として使える。
(3)玉方は最長で最善の手を選ぶこと。
(4)玉方は無駄な合駒をしないこと。
(5)攻め方は迂回手順を避け最短で詰めること。
(6)その他はルール通り。(二歩、打ち歩詰め、動けない場所に打つ、連続王手の千日手はできない)
初心者に分かり易く1手詰を写真で説明します。
↑基本的な1手詰でよく使われるものです。(頭金で詰みです)
↑この形もよくでます。(吊るし桂で詰みです)
↑今度は持ち駒が無いパターンです。(角成の王手で詰みです。ちなみに桂成の王手だと歩を取られて逃げられるので注意しましょう)
まだまだ説明したいのですが詰将棋の説明はいったんここで終わります。
ここから手筋の説明をしていきます。
有力な手のこと手筋と言います。(他にも意味が色々あります)
例として王手飛車などが挙げられます。
よく現れるのは歩の手筋です、歩をうまく使えるかどうかで勝負を左右します。
ここから写真で説明していきます。
歩の手筋が一番多いので説明していきます。(手筋の数が多いので少しだけですが)
垂れ歩
↑歩を打たれると受けにくい場所があります。
↑このように歩成を狙われると受けが無くなります(持ち駒があれば受けきれることがあります)。これが垂れ歩です。
継ぎ歩
↑一見隙が無いように見えますが歩を3枚使って攻める方法があります。
↑まず歩を吊り上げます。
↑そして垂れ歩を打ちます。次に飛車で歩を取れば先ほど同様受けが無くなります(こちらも先ほどと同様に持ち駒があれば受けきれることがあります)。
まだまだ手筋はあるのですが挙げたらきりがないので今回はこれで手筋の説明は終わります。(叩きの歩、単打の歩、連打の歩、など)
唐突ですが将棋初心者の方は初めに実践が一番いいと思います。
戦法や囲いを覚えるのに最適です。
次回も詰将棋と手筋のお話をしていきたいと思います。